今日はレッスンの後、仲道郁代(ピアニスト)with響ホール室内合奏団によるコンサートに行ってきました。
少し変わったコンサートで、作品の生まれた当時のオリジナル楽器(フォルテピアノ)を使用した企画でした。
仲道郁代さんがフォルテピアノの魅力を解りやすく解説し、モダンピアノ(現在のピアノ)と弾き比べをするなどとても興味深い演奏会でした。
フォルテピアノは、とても品のある音ですが音量は小さく繊細で、当時(200年前)の作曲家はこのような楽器で作曲しコンサートが行われていたのです。モダンピアノは、強弱の幅も広く様々なタッチにも繊細に対応できオーケストラにも負けないパワーがあります。どちらも魅力的ですが、作曲された当時のオリジナル楽器で演奏されるコンサートは少ないのでとても良かったです。
私も、大学生の時参加したウィーン・アカデミー研修の時、なんとベートーヴェンの資料館でベートーヴェンが使用したフォルテピアノを弾かせていただいたことがあります。本当に恐れ多く夢のような貴重な体験でした。
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